君と恋の歌
「あ、やっと起きた」
「…いいにおい。朝ごはん?」
「うん」
空は、さすが昔から和食屋の娘として育ってきただけあって料理がうまい。
和食だけじゃなくて、洋食もうまくて、空と付き合ってから今日までの短い時間のなかでも何回か作ってもらっていた。
イ今はまだ空の家に行ったり、うちに呼んだりだけど、いつか俺の家で二人で暮らしたい。
仕事上いつどう撮られるかわからないから、今はまだ悩んでいる。
でも…