君と恋の歌

「なに、空太機嫌悪くね?」

「俺も思った。なんかあった?」


准くんと洸に言われて、慌てて眉間に指をあてる。


久しぶりに6人そろっての仕事だというのに、気分は晴れないまま。


空に言われた通り必死に考えてるけど、思い付く気配すらない。


「またなにかあったの?空ちゃんと」


空と付き合うようになったことは、一応メンバー全員に報告した。


祝福してくれたけど、こういうときすぐに見透かされるのが少し都合が悪い。
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