紫陽花-あじさい-

「愛華さぁ、さやかが
雄大の事、スキなの
知ってんでしょ?!」


は?知らないし、


『…知らない。』


「嘘つくんじゃねぇよ!!」

ドッ

『ッ痛-、』

「ふざけてんのかよ-
てめぇ、まぢ最悪。」            『…ぃ、。…さぃ』
              「はぁ?」

『うるさい!
ひがんでるだけだろ? !雄大の何を知ってるんだよ?!』

「意味わかんないから、」


ジャーァァ

バケツの水が頭にかかった、


キャハハ……


『…ふざけてんのはどっちだょ…。』


「みんなこいつの事
イジメちゃお-?!」
「い-ねッ!」


バンッ!

?!
誰かがいきよいよく
入って来た。

ッ雄大?!

『ゆ-だい?ここ女子トイレだよ?』

「大丈夫?」

「お前ら一人を
大勢でイジメて
楽しいか?!」
…雄大。
「あやまれよ!」

「……ゴメン。」

「愛華、行くか?」

『うんッ!』

バタン。
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