（続）病弱女子とお医者様

―次の日

起きて、洗濯をして、朝食を作る。

日向葵の様子を見に行き、
オデコに手を当ててみる。

少しは熱が下がっているみたいだけど、
まだ微熱っぽい日向葵。

今日は保育園お休みだな。

葵結を起こしに行き、
朝食を食べさせる。

結「あれ、ひなくんは？」

　『今日はお熱だから
　　保育園お休みだよ。』

結「そっか…。パパは？」

　『パパは今日はお仕事お休みだよ。
　　だから、保育園終わったら、
　　ママのところへ行こう？』

結「うん！」

朝食を食べ終えると、葵結は
着替えに行った。

何でも自分でやりたがる年頃だから、
自分でやらせる。

　『葵結、保育園行く支度できた？』

結「うん！」

　『じゃあいくか！』

歩いてのんびりと保育園に行く。

先「葵結ちゃんおはよう。」

結「先生おはようおございます。」

　『先生、日向葵はまだ熱が
　　下がらないので、今日は
　　休ませます。』

先「はい、わかりました。じゃあ、
　　葵結ちゃんだけお預かりしますね。」

　『お願いします。』

先「了解しました。」