（続）病弱女子とお医者様

昼休みになり、食堂でお弁当を
広げ始めた。

華「どうしたら、咲たちのとこみたいに
　　いい子に育つの？」

　『別にいい子じゃないよ。』

華「そんなこと言ったら悠は
　　どうなるの？」

　『ﾊﾊｯ（苦笑）』　

華「いいよね、楽しそうで。」

　『うん楽しいもん。』

華「私たちももう一人
　　作ろうかな…。」

華が本気で考え始めちゃった。

でも、四人産むのも大変だったよ。

日向葵と葵結は双子だけど
一気に出てくるわけじゃないし、
一人目でたと思って油断してたら、
また陣痛がくるし…。

咲人はね…。うん、あんな感じだったし…。

姫華は意外と早く出てきてびっくりした
かな…。

　『でも、子供ってそんな簡単に
　　できないじゃん？』

華「確かに…。でも、姫ちゃんみたいな
　　可愛い女の子がほしい。」

華も卓巳も姫華にメロメロ。

華「卓巳に相談してみようかな…。」

　『そうするのが一番いいと思う。』

それからは、他愛ない話をして
お昼休みが終わったので、
仕事に戻った。

夕方頃に勤務は終わるので、
姫華を迎えに行って、
咲人を学童まで迎えに行った。

家に帰ったら葵結が
ご飯を作ってくれていたから、
それを食べてみんなでお風呂に入って、
姫華と咲人を寝かした。