Lily' love
「ひゃっ…!?」

今…なんか…胸元を撫で…た…!?

真っ暗な部屋だから誰がしたのかわからない…でも、私はその手の人の布団に無理矢理入れられたのだった。

「しーっ…みんな起きちゃう…から…ね?」

少し意地悪そうに微笑んだのは…綾っ!?

「あ、綾っ!何してるのっ!寝ないとダメっ!」
頑張って小声で綾に叫ぶ。

「どうしても…だめ…?」
「だって…私達は女の子同士だよっ!?」

「女の子だから…好きならないなんて…わからないよ…?」

その時私の唇に生暖かい物が触れた。

そう…私は綾にキスをされたのだった。
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