不器用な彼が隠した2文字



まあいっか!昼休みにでも!



…そう思ったのに。




「朝比奈先輩ー!」



昼休み、3年1組の朝比奈先輩の席にお弁当を持っていくと、面倒臭そうにこっちを見てくれた。


やっと会えた…!




「…なに」


「お弁当、一緒に食べませんか!?」




朝比奈にもついに彼女が…!なんて、周りから冷やかされる朝比奈先輩は、


「…どこで?」



心底面倒臭そうに席を立ち上がった。




< 275 / 341 >

この作品をシェア

pagetop