不器用な彼が隠した2文字
うう、ごめんなさい…。
でも、本当に最低だと思うけど、でも。
付き合わないでくれて、良かった…。
なんて、性格悪いな…私。
そんな自己嫌悪。
2人がいなくなったのを確認して、隠れていた机の下からやっと立ち上がる。
『今、誰とも付き合う気ないから』
それは、どう考えても私とも付き合う気はないってことで。
「うーん…」
複雑…
付き合わないでくれてホッとしたような、
この言葉に現実を突きつけられたような。