不器用な彼が隠した2文字




「ヤキモチ、ですか?」



「…悪いかよ」



「悪くない!嬉しい!」





目の前の彼が、愛しくて。

私のために、こんな大人っぽいネックレスを買ってくれたと思うと、嬉しくて。





「でもね、先輩」



違うんだよ。

このネックレスをは、春希に貰ったから使ってるんじゃなくてー…





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