恋涙


ーもうあれから屋上にはいっていない。

あたしのたった一つの
幸せがなくなっつしまった。


今はすごく辛いよ…

「彩友美~最近元気ないぢゃんどうした??」


「別になんもないよ」


辛いのが顔に出てるのかな。


何かあたしらしくない…


「相談しろよ。俺らダチだろ??」


「本当大丈夫!!ありがとね。」


和也…めちゃ優しいぢゃん。

そういえば梓彩と和也は

3ヵ月前から付き合ってる。


和也から男らしく告白したんだって。


ちょーうらやましい…


あたしなんて友輝とはもう


何ヶ月も話してない。


もう無理だよ…

毎日がつまらない。

凹むばかりの毎日。



でも今日。


「痛ってえー」


「どうしたの和也」

「足の爪剥がれたんだって。本当にバカなんだから」


「そんなこと言って~ラブラブなくせに」


すると梓彩の顔は
赤くなった。


素直だなあ…笑


「ほら!!見に行ってあげなよ」


「…うんっ」


「和也~先生が絆創膏くれたよ」


「お~梓彩。サンキュー」


2人ったら、本当に幸せそう。



「和也に絆創膏、誰があげたの??」




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