恋涙
心に残る傷
「今日も放課後遊ぼっかあ」

「うんっどこ行くー??」

あたしは梓彩と話してると
百合がやってきた。
「藤原さん。友輝のことが好きなんでしょう??」

「は??何言ってるの」

「知ってるのよ」

冷や汗が流れた。
明日には
もう噂が流れるだろう。
この恐怖はもう身を持って
体験した。

ー小学生の頃
まだ幼いながらも
真剣に恋をしていた。

ある日友達とやっていた
交換ノートを男子に見られ、
学年中に噂が流れた。
結局好きな人とは
あまり話さなくなり、
別々の学校に進学した。

あの辛さは
味あわないと
わからない。

明日から…
悪夢な毎日が始まるー。
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