約束の丘で

2つの衝突

「じ…王子…直樹王子、幸人王子。」
「お、おう、なんや爺や。」
「またお考えことですか?」
「大したことではないがもう少しで約束の次期が来るのかと思うとしょうがないのだ。レボルト王国の救世主と我ら双子のフィアンセ達が。どんな待ったことらか。」
「そうでしたな。レボルト王国の決まりで女性が異国の地で一年以上異国の学びが受けなければならないと決まりじゃな。」
「七つのなる歳に異国の地へ行き、あれこれ11年立つんだな。」
「騎士の長の木更津ザラメとサラか。二人と俺らは約束をしたからな。」
「ほう。約束とは。どんな約束かな。」
「18になる歳に異国の地からこちらへ帰ってきたら約束の丘で会おうって約束だ。卵が羽化しない限り帰れないからな…」
「そうか…異国の地へ行くときの決まりが2つで1つ目か女性が異国の地へと2つ目が卵を持って行く話しか。だからこそ嫁さんが来ないんだぞ。」
「大きなお世話だぞ。ザラメ。」
「そんな前置きはその辺にしといて本題に入ってよ。」
「おどおどしたように見えるがしっかりしてるね。妖精・サラちゃんは。…もう少しで双子のフィアンセ美智子と七海もつ卵に目がもう少しで覚めるだろう。したら、二人が帰還する。二人はすべてできる姫君になってるだろう。クレオンカ王国が年々悪化の一向に向かっておるのは分かっている。クレオンカ王国の王・中川春斗国王をやらなければ行けなくなった。姫君と木更津騎士部隊の力を借りてレボルト王国を守りつつ、クレオンカ王国の救済するぞ。谷山直樹と弟の谷山幸人に着いてきてくれ」
「はっ。」
直樹と幸人はレボルト王国の双子の王子でイケメン&決めるのが速いとしてレボルト王国内では有名でした。
七つの歳に異世界の地へ行った双子のフィアンセとは春野美智子と七海だ。
美智子と七海の異世界の地でお世話になっている親は仮の親で、双子の事を居たことを勝手に記憶をいじれる言わば、異世界が美智子たちの世界の記憶を書き替えられてしまう魔法使える世界。
魔法を使って記憶をいじったからだ。
美智子と七海もまた魔法使える世界からきた子供だ。
美智子と七海が持っている卵は妖精の卵。
その妖精の卵がもう少しで目を覚まそうとしている。
卵が目を覚ますと自分の世界(異世界)へと帰らなければならない。
その卵が目を覚ましても良いように、帰る準備を始めてました。
「お姉さま」
「どうしましたな?七海。」
「もう少しで花梨と雅が目を覚ましますね。」
「そうですね。七海…準備と気を怠ってはなりませよ。臨機応変もできてこそ…ですわね。」
「そうですね。私もできでますわ。頑張りましょう。お姉さま」
「そうですね。七海。今は会いたい、共に戦いたいが、今は勉学に挑むのですわ。」
「後何日でしょうかね~。」
「…3日後には始められますわよ。」
「お姉さまはもう分かるんですか?」
「感じてみてこらんなさい。自然にね。声が聞こえてきますわよ。」
「自然に感じてみる…か。…本当だわ。それも…懐かしい声がしましたわ…」
「そうでしょう。明後日までに終わらせるものを終わらせましょう。七海…ペンやノートは大丈夫ですの?」
美智子は七海にウイングをすると七海は美智子にウイングを帰した。
ウイングの意味とは…。
ノックの音がしてお母様とメイトがディーを持って来ました。
「美智子と七海。勉学の方は進んでますの?」
「はい。今、他の国の言葉を覚えてましたの。華子さん。今日のティーとケーキはなんですの?」
「ストロベリーティーと紅茶のシフォン(ホイップクリーム付き)です。」
「まあ美味しそうですわ。もう少しで、ノートとペンの方が切れてしまいそうですの。新しいのを私と七海の分を持って来てくださるかしら?」
「かしこまりました。美智子お嬢様お持ちしますのでお待ちください。失礼します。」
「美智子と七海。明後日…4月2日は二人の誕生日でしたわね。明後日の夜にお父様も帰るのは早いので四人でレストランでディナーにしましょう。」
「お母様…勉学の方は…」
「二人は夜やらなくても勉学位進んでるのは分かってますわ。母と父とって二人は大切な娘ですもの。それくらいはお祝いさせて欲しいものよ。」
「「お母様…ありがとうございます。」」
「明後日が楽しみですわね。勉学も頑張りなさい。」
「はい。お母様。楽しみですわね。七海」
「ええ。私も楽しみですわ。お姉さま」
「二人とも中が良いのですね。母としてとてもうれしいですわ。美智子と七海に未来へ幸あれ。夕飯には、降りてきなさいな。」
「はい。お母様」
人の気配が無くなると口火を切ったのは、美智子でした。
「2つ衝突が起きるから、覚悟しとくと良いですわよ。」
「“2つの衝突”…なんですかその“2つの衝突”って?」
「あちらの世界で、やや大きめの隕石がレボルト王国に向かって落ちてる。1つ目の衝突でもう1つの衝突がクレオンカ王国がやや大きめの隕石が落ちてるのを好機と考え、もう1つ同じ大きさの隕石を落とすきよ。これを2つの衝突よ。助かる方法はあるわ。」
「本当ですか?」
「ええ。元々、落ちてくる隕石は軌道を変えれば問題がないが、クレオンカ王国の国王が最初に落ちる隕石の後にある隕石をぶつけて止める粉砕したいんだけど…」
「けどなんですか?問題があるんですか?」
「ええ。なんせ、クレオンカ王国の国王の妖力ですぐに回避してても地球に狙ってくるわ。」
「クレオンカ王国の国王をやってからでもいいし、同時に叩いてもよろしくても。」
「私たち2人で2つは難しくほぼ不可能。…クレオンカ王国と隕石を同時に叩ける方法がありましたわね。」
「? お姉さまどうなされました?」
「直樹様と幸人様がクレオンカ王国の国王を倒そうと考えておられます。私たちが隕石をやりつつ、直樹様と幸人様の道をさしのべるのです。行きも帰りも。約束の丘で待ちましょう。2人が待ってくださってるところで。」
「そうですね。お姉さま。大切なあの方のダメにも。」
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