雪のような恋。
中学生編
もう一度
それから俺も学校へ行かなくなった。
美雪と明石は卒業式だけ学校へ行ったらしい。
そして今日は中学校の入学式だった。
俺の通っていた小学校からは3つの校区に分かれる。
そして、他の2つの小学校からも集まるため
3人に2人は知らない人ということだった。
でも、3人に1人知り合いがいるということの方が
俺の気を重くさせた。
時間になり、母の不安そうな声を背中に俺は重い足を学校へ運んだ。
中学校へ着くまでに、やっぱろ俺の方を見て話している奴らが何人かいた。
でも、誰かが話しかけてくることはなかったから、無事学校にはついた。
俺を含めて、大きめの制服を着た入学生たちが下駄箱の前に
張り出されたクラス分けの紙を囲んでいた。
目は良かった俺は人混みから少し離れてそれを見た。
一組の一番から順に目で追って、最後の五組に俺の名前があった。
そのクラスには、明石の名前もあった。
明石が学校へ来ることに怒りはなく、むしろ少しホッとした。
しかし、何度見返しても見返しても、白井の名前がなかった。
同じ校区でこの学校へ来るのは確かだった。
俺が学校へ行かなくなってから白井に何かあったのか。
そんなことを考えているとすぐに入学式は終わった。
美雪と明石は卒業式だけ学校へ行ったらしい。
そして今日は中学校の入学式だった。
俺の通っていた小学校からは3つの校区に分かれる。
そして、他の2つの小学校からも集まるため
3人に2人は知らない人ということだった。
でも、3人に1人知り合いがいるということの方が
俺の気を重くさせた。
時間になり、母の不安そうな声を背中に俺は重い足を学校へ運んだ。
中学校へ着くまでに、やっぱろ俺の方を見て話している奴らが何人かいた。
でも、誰かが話しかけてくることはなかったから、無事学校にはついた。
俺を含めて、大きめの制服を着た入学生たちが下駄箱の前に
張り出されたクラス分けの紙を囲んでいた。
目は良かった俺は人混みから少し離れてそれを見た。
一組の一番から順に目で追って、最後の五組に俺の名前があった。
そのクラスには、明石の名前もあった。
明石が学校へ来ることに怒りはなく、むしろ少しホッとした。
しかし、何度見返しても見返しても、白井の名前がなかった。
同じ校区でこの学校へ来るのは確かだった。
俺が学校へ行かなくなってから白井に何かあったのか。
そんなことを考えているとすぐに入学式は終わった。