双姫 Ⅱ

鬼教官



蒼空のお墓参りを終えた私達は
そのまま愁斗の家に直行した。


仮面は肌身離さず持っときたくて
敢えて置いて来なかった。


『…え、ここが愁斗の家?』


「おう!ようこそ我が家へ!!」


私の目が悪いのかな。
思ってたよりもデカいんですけど?


「流石、赤羽家。また敷地を広げましたか?」


「凄いねぇ〜!僕らも負けちゃいないけどね!!」


『…どういう事?』


話がついていけないんですけど。


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