双姫 Ⅱ
ドンドンドンッ!!
「朱音ー!類ー!?」
ガチャ…
「ねぇ、開いてるよ!」
俺らは静かに部屋の中へと進んだ。
足を進めて行くと
ベッドで仲良く寝ている二人の姿を目撃した。
「これは問題無かったようですね。」
「いやいや!問題ありでしょ!!
だって、まだ付き合ってないんでしょ!?」
李樹の言葉を否定する真白。
真白の中では
付き合ってからこういう事をしたいらしい。
「でも、幸せそうだねぇ♪」
燐が眠ってる二人を覗き込み、
ニヤけながら呟いた。