双姫 Ⅱ
〇〇マーク
ユサユサと揺さぶられてる感じがして
重たい瞼を無理矢理開く。
「あ!朱音が起きたよ!!」
『真白…?あれ、寝ちゃってた??』
類を起こしに来たのに私が寝ちゃったんだ。
「類も寝てるんだよぉ。
朱音が起こしてくんなきゃ!!」
『え…?』
燐の言葉で何かに包まれてる事に気が付いた、
布団かと思っていたそれは類の身体だった。
『ほへぇ!!!!????』
「奇妙な声を出していないで
サッサと起きましょうか(黒笑)」
恥ずかしさが一気に李樹の言葉で冷まされた。