双姫 Ⅱ


『わ、私と!?』


急にダンスに誘われた事に驚いて、
聞き返してしまう。


「朱音以外に誰が居るの。
俺に男と踊れって?それは嫌だなぁ(笑)」


ですよねぇ~(๑¯∇¯๑)


『で、でも…このヒールじゃ……。』


只でさえ歩くのにバランスを取る。

しかも、今は高いヒールを履いてるから
立ってるのも辛い状態。

今は類が支えてくれてるから楽だけど…。


「俺がリードするから大丈夫だよ。
朱音は流れに乗ってくれれば良いから。

改めて、俺と踊ってくれますか?」


『足、踏んじゃっても知んないからね!』


類の手を取り、ダンスの輪へ入った。


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