双姫 Ⅱ
「うん、それなら李樹も良いよね?」
「………ハァ…たまにですよ。」
いつから李樹は私の保護者になったんだろう。
でも、許しが出たから良しとしますか♪♪
「朱音、良かったねぇ!」
「俺もこんなとこにずっと居たら気が狂うぜ!」
「元気が取り柄のお前が
病院に世話になった事あんのか?」
「……ねぇな!」
『…馬鹿は風邪ひかないって言うしね。』
「な、朱音!なんつった!!」
『だって、数学赤点だったくせにぃ~!』
「そんな事がありましたね。
「李樹の力を借りずにやってやる!」でしたか?
少しは見直したんですが…。」
「お前ら覚えとけよぉー!?」
やっぱり、愁斗は馬鹿で面白い(笑)