双姫 Ⅱ


『何話してるのかな…?』


ロイ氏が皆と何か話して盛り上がってる。


[朱音!OK出たから彼らと撮影する。
準備させるから少し待っててくれ!]


[は、はい!]


どうやら皆も撮影する事になったらしい。

それから少し経って、


「お待たぁ〜♪♪」


タキシードを見に纏う皆が戻って来た。


『似合ってる!』


タキシードって
こんなにバリエーションあったの?

一人一人違うタキシードを着てて、
それが凄く似合ってる。


「俺がコーディネートしたぜ!」


『え!愁斗が!!??』


愁斗はデザイナーだから得意なんだ…。


『……でも、やっぱり赤が入るんだね?』


部屋やバイクみたいに真っ赤じゃないけど
愁斗のタキシードには赤が入っていた。


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