双姫 Ⅱ
「朱音は何が食べたい?」
『んー…?どんな屋台が出てるの?』
「見えるのは…
はし巻き、イカ焼き、地鶏、たこ焼き、
かき氷、綿アメ、りんご飴、射的、
ヨーヨー釣り、金魚すくい、クレープ…省略。」
『結構あるんだね!
じゃあ、たこ焼きが食べたい!
その後にクレープ食べてから遊びたい♪♪』
「ほら!やっぱ、たこ焼きだろ!?」
「……チッ…!」
「サッサと買って食べましょう。
私ははし巻きを買います。
玲は地鶏、燐はりんご飴、
朱音さんと愁斗はたこ焼きとクレープ。
類は朱音さんのサポートをお願いします。」
「ん、分かってる。」
「俺じゃ無理ってか!!」
「愁斗は直ぐ居なくなりますから不安です。」
『言われちゃったね?(笑)』
拗ねて地面に「の」の字を書いてる。
「それぞれ買い終わったら
またこの神木の所に集合ねぇ♪♪」
「じゃあ、行こっか。」
『うん!愁斗置いてくよ~??』
「待てよー!!」
玲、燐、李樹と別れてたこ焼きを買いに行った。