双姫 Ⅱ
ケジメ
「李樹、コーヒー…。
あ?朱音、真白がなんで居んだ?」
玲も起きて来た。
「宿題終わってるかなってね!」
「んなもんとっくに終わってる。
燐と愁斗だけだろ。」
「もう終わったぜ!」
「今回は早かったな?いつもそん位でやれよ。
俺と李樹、類は
夏休み入って直ぐに終わらせたからな。」
やっぱり玲と李樹、類は真面目だった。
「朱音の言った通りだ!
はい、玲くん!これ私達が作ったアルバム♪」
「アルバム?へぇ…良く出来てんじゃん。
二人共、ありがとな。
それで、類はまだ起きてねぇのか?」
『愁斗が言うには朝早く出て行ったっきり
戻って来ないらしいの。』
一応、電話してみたけど出なかった。