双姫 Ⅱ
「だから、この痣は受けるべき痣。」
『黙ってれば良かったのに…。』
私の中では解決したからもう怒ってない。
「確かに黙ってればバレないけど
朱音を想ってる人に隠すなんて出来ない。
だからこの手、下げよっか。」
知らない間に
拳を握ってたみたいで類に握られた。
『でも、何もここまで殴んなくても…。』
「それ程朱音が大切なんだよ!
今度泣かせたら私も容赦しないならねー?」
真白に黒いオーラが見える!
「…鍛えたらイケそうだな。」
『玲!真白に変な事吹き込まないでよ!?』
確かに素質あるかもって思ったけどさ!