双姫 Ⅱ
『まともにショッピング出来なくてごめんね?』
自分好みの服があったから
着替えて、そのまま会計を済ませた。
「ううん?私は楽しいよ??
でも、コーディネートはさせてね!」
『んー…。
でも、見掛ける店に全部入るのは止めて(笑)』
「だって、朱音の好みって偏ってるんだもん。
シンプル過ぎるからちょっと冒険させたいな!
実際見て回ってどうだった?」
『まぁ、嫌いじゃなかったかな?
今迄は適当に見て、
私に合ってれば良いやって感じだったし。』
たわいの無い話をしながら次の店を探す。