双姫 Ⅱ
「わー!ごめんなさいぃ!!」
「ぎゃ、逆壁ドン…。」
『なんで燐と愁斗が居るの?類の看病は??』
「その類に頼まれたんだよ。
「二人が絡まれない様に見守れ」って。」
「行って良い」って言ったの類なのに(笑)
『でも、尾行下手過ぎ。
真白も気付いたからね?』
「えぇ!真白ちゃんも…?」
「なんとなくだけどね?」
真白は『蛇蝎』に
尾行されてた時から気配は感じてた。
それで感じ取れたんだろう。
『……育てがいがありそうだな…。』
「ん?」
『あ、なんでもない!』
危ない危ない…変な事考えちゃったよ。
「朱音〜僕らも一緒に居て良い??」
「玲と李樹からも頼まれてんだよ。
帰ったら殺される!」
『…アンタ達、大変だね。』
こうして燐、愁斗も加わって
各々ショッピングを楽しんだ。