双姫 Ⅱ
『じゃあ、また明日ね!』
「気を付けてね?」
心配する類に手を振って別れた。
『真白…なんて言うかな。』
不安を感じつつ、真白が通う蘭桜学園へ向かった。
『確か校門の前に、ん…?』
「ちょっと!離してよッ!!」
「少し遊ぶだけだって。」
チャラい男に絡まれてる真白が居た。
『あっんの男!!』
少し遠いけど嫌がってるのは明らか、走って駆け寄る。
「離せって言ってんでしょーーー!!!」
ドカッ!
『……Excellent!』
あ、ビックリし過ぎて英語になった(笑)
「あ、朱音ー!」
『真白、いつの間に背負い投げ習得したの?』
なんとなく分かるけど一応聞いておこう。
「えっと…。
玲くんに「もしもの為に!」って言われて!!
「朱音には言うな」って言われたんだけど
見られちゃったし(。•̀ᴗ-)✧」
やっぱ、アイツか!