双姫 Ⅱ
「じゃあ…薬局行って、私の家でしよっか!
お父さんとお母さんいつも遅いから。
それに朱音の家で見つかったら
お兄さん凄いでしょ?」
『紘にぃには知られたくない…。』
大変な事になりそうだし。
「酔ってやっちゃった事話したら
類くんボコボコにされてたもんね。
お母さんとお父さんは
大歓迎って感じなんでしょ??」
『うん…。
しかもあの夜の事をどうだったとか
口に出来ない事を質問されて困った……。』
" ねぇ、朱音♡類くんとどうだったの? "
" え゛?ど、どうって? "
" 惚けちゃって!
んふふ♪気持ち良かったの?"
" 俺は一目で分かる、アイツは上手い。"
"なななな、何言ってんのよー/////"
『なんとか部屋に閉じ篭って凌いだけど…。』
「た、大変だったね。」
本来なら実基姉に頼ってたけど、
嘘が下手だから紘にぃにバレる。
『それにしても種類沢山あるね……。』
「んー。
今のは性能が良いから大丈夫だと思うよ?」
一応、失敗した時の事を考えて余分に買う事にした。