双姫 Ⅱ
母親
神龍、双覇、真白side
「朱音ー!どこだーーーー!!!」
「それで見付かれば苦労しません。
周りに迷惑なので黙って下さい。」
街中で叫ぶ愁斗を李樹がキツく咎める。
「紘ぉ〜行くの蒼空の所でしょ〜??
なんで街に寄ったの?」
「花買ってたら分かんだろ?
朱音は何かあったら蒼空の所に行くからな。
今迄もそうだった。」
もうなんとなく行動パターンが分かった。
「紘先輩、睨まないで下さい…。」
類は紘先輩にずっと睨まれてる。
「俺の妹をー!責任取れよ!!」
「だから結婚するってぇ♪♪
早くなっただけって思えば良いよ!」
「思えるか!」
大所帯で朱音を探していた。