双姫 Ⅱ
「お前ら、付いて来い。」
俺らは神木の所まで歩いた。
後ろを見るとちゃんと付いて来ている。
「話の続きを言うぞ。
お前ら、東条がしてきた事を調べろ。
そこに朱音が『双姫』になった理由がある。」
まぁ、大体分かるだろうけどな。
さっき言ってたし。
これで分からなかったらとんだ馬鹿だ。
「そうですね。
あの事件は放送されましたし。
調べれば直ぐに分かる事です。」
「放送…?」
「調べれば分かる。
それでお前らがどうしたいか考えろよ。
それでも朱音を追い詰めるなら潰す。」
「「「…ッ!?」」」
「じゃあな、どんな答えを出すか楽しみだ。」
三人を残して俺らは病院へ向かった。
双覇sideEND