双姫 Ⅱ
『…ゼェ…ゼェ………!』
流石に急過ぎたかな。
息が乱れ過ぎて上手く呼吸出来ない。
「朱音、これ飲める?」
渡されたのは私の大好きなレモンティー。
『飲むぅ~~(泣)』
なんか好きな人が
自分の好みの物を知ってくれてたら嬉しい…。
「美味し?」
『うん!ありがとう♪』
「俺にも頂戴?」
私の手からレモンティーが取られた。
その行方を目で追うと類が口を付けて飲む。
「うん、美味しいね。」
『ッ//////////』
か、かかか関節キスぅ!!!!
ん?ちょっと待って。
私…類とキスした事があるよね!!??
『¥〇✕△□◇ーーーーーー!!!』
な、なんてこったーーーー/////
あの時は普通に接してたけどありえない!
「ど、どうしたの!?」
「どうしたの!?」じゃないですよ!
アンタとキスした事を思い出しちゃったのよ!