双姫 Ⅱ
男心…男心って何??
グルグルと頭の中で考えながら席に着いた。
「朱音、おかえりぃ〜♪」
「藤先って心配症なんだな!!」
「取り乱し方が異常だな。」
『でしょ?いつもビックリするんだから。』
「随分遅かったですね。
理事長とはちゃんと話せましたか?」
『うん!話せたよ♪♪』
女の私に男心なんて理解出来ない。
男だって私の事なんて分かんないだろうし?
面倒になった私は考える事を放棄した。
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