双姫 Ⅱ


「先ずは花屋だよね。
決まってるとことかあるの?」


『街にあるんだけど
確か「FlowerGarden」だったかな?』


「あー多分あそこかな。じゃあ、行こっか。」


類も知ってるんだ。なんか意外(笑)


「私達は後から行きます。」


『え?ちょ…「分かった。」のわあぁぁー!!??』


李樹の言葉に驚いて後ろを向こうとしたら
急発進したバイクから落ちそうになった。

なんとか類にしがみ付いたけど…。


でも、なんで皆は後からなの?

こ、これも男心ってやつ??


考える事を放棄した
男心がまた私の脳内を占領した。


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