清華魔法学園Ⅰ〜学園生活編〜
のだが。
見下されてるんですけど。
いくら絶世の美青年でも見下されるとめっちゃくちゃ腹が立つんですけど。
「見下さないでくださいます?」
「あぁ、ごめん。バカなものを見下す習慣があるんだ」
「それ、私がバカだって言ってんの?」
「他にどー聞こえてんだよ」
微笑む(目が笑ってない)私とこちらも微笑む(見下している)怜桜。
単語だけ聞いたら微笑み合ってるみたいで素敵だが、実際はそうじゃないのが現実。