恋チョイス



ナカガワは、なぜかショックを受けていた。



あたしは、教えてもらって、ヘルメットをかぶった。

ストラップを調節。



出来上がりをながめて、笑顔になるすんぜん、ナカガワは頭をかかえた。


「だめだ。フルフェイスにしとけばかった。せめてジェットだ。おれ、事故ったらどうしよう。絶対、事故れない」


ぶつぶついいおわると、今度は、なぜか、自分のことを語りだした。

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