恋チョイス
アフロが、バックからキミドリの首をロック。
そのキミドリの鼻の穴に、ピアスが爆竹をつめている。
導火線に、ジッポの火がせまる。
あたしは、顔をしかめた。
「やけどしないの?」
ゴウダは、気にするふうもない。
「さあ、しらね」
パアン!
爆竹がはぜて、キミドリは、アフロごと倒れ、鼻をたたいて転がった。
アフロとピアスも、ひいひい笑い転げている。
キミドリが、積んであった、爆竹の小箱をひったくった。
何十も連なったまま火をつけ、二人めがけて、つぎつぎ投げつける。