意地悪上司の溺愛
「俺の彼女に何か用か?」

海東さん!え?俺の彼女?なに言ってるの?

「チッ。男連れかよ。じゃーいーわ。」

「じゃーね!可愛こちゃん!あ、これ俺のメアドね!いつでも、かけてきてね!」

と言って行ってしまった。

「海東さんすみません…。」

「なんでお前が謝るんだよ。俺が悪い。だから、謝るな。な?」

「は、はいっ!」

「ふっ」

うっわ!レア!笑ったじゃん!ドキドキ
え?なにこれ?ドキドキするよ。海東さんといると…。なに?この気持ちは…?
すると海東さんが

「ん?」

「え?」

右手を差し出される。

「こーするの!」

って言ってわたしの左手と手を繋いだ。

「悪い虫が付くと困るだろ?」

え?なんのことだろう?虫?どこにいるの?まぁ、いいか。ドキドキ、またこの感じ。海東さんといるとずっとドキドキするよ〜。
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