意地悪上司の溺愛
そう決心してきたんだ。行く途中にアタルから電話がかかってきて、少し外した。そのすきに柿原がナンパされてた。チッ。ちょっと離れた隙に…。とっさに『俺の彼女』なんて言ったが…。今考えても腹が立つ。身勝手だか、俺以外のやつが柿本を見ることも話すことも耐えられない。親譲りの独占欲の塊のような奴なんだ。俺は。柿原のことが好きすぎて柿原にとっくに溺れているとだから。天然なところも優しいところも、おっちょこちょいなところも全部好きだ。そして俺は今日、柿原に告白するんだ!振られてもいい。でも、絶対に諦めないからな。
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