イケメン王子と雪女ちゃん




放課後、日誌を書いている私を見てる加賀美




「何?どうかした?」




「見てるだけだけど?」




「見られてると書きにくい」




「じゃあ、あんまり見ない」




静かで文字を書く音だけが響く教室




なぜか心地よい時間




ふと、目の前の加賀美がいつも付けてるヘッドホンに目がいく




「いつも何聴いてんの?」



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