イケメン王子と雪女ちゃん
唇がやっと離れたと思ったら、シャツのボタンを外されて下着が見える状態になった
(嫌だ!嫌だ!加賀美!加賀美助けて‼︎)
怖くて出ない声を無理矢理出す
「…か、がみ」
その瞬間、加賀美が来た
「凛那‼︎大丈夫か?もう大丈夫だから安心しろ」
縄を解いて、自分のカーディガンを掛けてくれた
「お前等どういうつもりだ。主犯はお前等3人だろ」
見たこと無いぐらい怒ってる加賀美
女子達の顔は青ざめてる
「ち、違っ…そこの3年に言われて手伝っただけ!だから私達は、何も悪くない」
「そんな嘘でオレを騙せると思ってんのか?」
「だっだって、悠羽君や隼人君はあたし達には話し掛けてくれないのにこの女が独り占めするから!コイツさえ居なければ‼︎」
「おい、その口一回黙れ。オレが話さないのは、こうゆう事をするから。
君等みたいな心が汚れてる人は、見ただけで分かるんだよ。
そこの5人、オレが逃がすとでも思ったか?」
「…加賀美」
「大丈夫。殴らないよ。処分は、先生に任せる。…もしもし秋先生?至急、西校舎三階の空き教室に来て」
何故か先生の電話番号を知っている加賀美