イケメン王子と雪女ちゃん
逃げない様にちゃっかり出口を塞いでいる
少しすると、さっき言っていた担任の篠田秋先生が来た
「悠羽どうした⁇」
「この男5人が凛那‥水城を襲ってた。主犯は、そこの3人。後、宜しくお願いします。じゃあ」
それだけ言うと私の手を引いて違う教室に入った
加賀美と2人になった瞬間安心したのか、涙が溢れ出た
「…っか、加賀美」
私を優しく抱きしめてくれる加賀美
「大丈夫か?何もされて無い?」
「…キスされ…た。初めて…の…キスだったのに…」
思い返しただけで涙が止まらない
「凛那、顔上げて?」
「えっ?…んっ!」
顔を上げると加賀美がそっと私にキスをした