HANNADIARY
第2回。







1回目に書いた話と別の家にいた時の話。
またまた洗濯物の事でもめた。

私は、自分の洗剤は自分のお小遣いで買って家族とは別にしていたのだが、もう少なくなってきて残りが1回分になってた。
だが、ストックがあったので気にしないでいたら、ある日...



姉が私の洗剤を、詰め替えてた。
まだ残りがあるのに詰め替えたら溢れるのは目に見えてる。
それなのに。
だから、姉に、

『何で詰め替えてんの?』

と伝えたら

『今から洗濯物回すから、詰め替えてあげてるの』

と言う。

だから、洗濯機の洗剤を入れるとこを勘で見てみたら、案の定私の洗剤が入れてあった。

姉に、私の洗剤を何故詰め替えたのか聞いて、謝れと要求したら、

『私は、親切心でやってあげたんだから謝る意味が分からない。』

と言った。
でも、頼んでないし筋違いな話なので

『でも、お姉ちゃんは勝手に私のものを使って、自分の事を正当化してるだけだよね。
それってどう考えても謝るべきなのはお姉ちゃんで、幼い頃に人のモノは勝手に使ってはダメだと教わらなかったのか?』

と言ったらおかしな事に

『でも、私は親切心でやった。』

の一点張りなのだ。
ウケる。


ここまで言っても出来ないならムダだと思い、リビングに移動して楽しみにしていたドラマを見ようと思った。 
ちなみに説明が足りなかったが私達がこの様なやり取りをしたのは夜だ。
相手が昼夜逆転しているので。
その日は私が毎週楽しみにしているドラマの日で、日曜の夜にやってたから、その時間が近づいてきてリビングでテレビを見た。
母がその時間に帰ってきて既に片親だったので疲れて帰ってきた。
リビングで休んでたから私が先程の事を簡潔に話したら、姉が洗濯機の方で

『なんで私の言い分も聞いてくれないの!!』

などと言い出した。
いや、帰ってきてリビングで休むのは当たり前だろ。
あんたは何故に洗濯機の前でずっといるだよ。

って感じだったのだが、次の瞬間私がいるリビングに来て、私の脇腹を蹴り出したのだ。
痛くてうずくまっていたら、母が

『何でそんなことするの!』

などと言うだけで、姉は

『これなら謝れる。さっきに関しては謝る気がないけど、これなら謝れる』

などと言ってきた。
謝るとこしか、お前は聞いてなかったのか。
そうかそうか。
前後の話があるのに、謝る事だけを考えていたのか。

その時、ずっとトイレにいた兄がその修羅場に来て説明を、求めたが姉がお前は関係無いと言い張り説明せず、兄は

『だったら、この状況でコイツ(私)の肩を持つよ。』

と言ってくれて、次は姉が泣き出した。

姉はいつもそうだ。
何か物を壊したり、人を殴ったりした後に何故か泣きだして悲劇の主人公気取りになる。

『何で私ばっかり...』

などと汚い面して鼻水だらだらで言うのだ。
ウケる。

そして、関係無い弱味を出してくる。
兄が大学受験するとき、私は入院していて母は離婚調停中だった。
お金がなくて姉に、お金を母は借りたらしいのだ。
そして、それを口止めされていたとのこと。

『お母さんが、黙っててって言うから重い十字架背負ってさ、言うよ?』

などと泣きだしながら言うのだ。
母は

『別に言いなさい。』

と、いってて姉が私がお前の為にやってやったと泣きっ面で言い出したら、私達は

『だから?関係無いじゃん。』

っていうオチだった。

兄も私もあきれた。
姉は、つくづくイラつく。
こんな愚痴ばかりだがまた見てくれると有り難い。



< 5 / 7 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop