あの日見た桜の下でもう1度
イヤーッ、セイ! ヤー!!
新選組屯所内に響きわたる様々なかけ声。
今は隊士を募るべく実技試験中だ。
年齢の幅は広く、体格も様々な男たちが2人1組で竹刀で打ち合っている。
土「どうだ総司。めぼしい人物はいるか?」
男、土方蔵三が総司と言った若い男はクスクス笑いながら指をさして言った。
総「今面を打った左の人、それから右のつきが鋭い人」
それから…といい総司は笑い声を大きくした。