私は先輩の浮気相手 番外編。
先輩 SS love 8
――翌日*
「そういえば、唯は先輩の両親がいないこと、知ってるんですか?」
今日は結婚式場の下見に、先輩の車で向かっていた。
あたしが先輩の車に乗ることはあんまりなく、
いつもは仕事用にしか使わないとか。
「んー...。
その辺曖昧にしてたから、知らないかも。
唯にこれ以上負担かけたくなかったからね」
「そうなんですか...」
「後聞きたいことは?」
「何でひろさん達...嘘ついていたんでしょうか?
やっぱり親に言われて?」
「まぁ、そうだろうね。
俺の親とあっちの親、仲悪かったし」
(それは...かなり修羅場なことだ)