俺様彼氏の嫉妬~あなたじゃなきゃダメなの~

「ねぇ、私が好きなのはあなたよ?」


私は彼が大好きだ。
彼を絶対失いたくないし、ましてや他の人に奪われたくなんてない。


じっと彼を見つめていると、愛しい気持ちがどんどん沸いてくる。

ふと視線が交錯すると、彼も同じ気持ちになったのか、私の頭を引き寄せて自分の胸に抱き寄せた。


「俺が、いつでもそばにいるから。」

「うん。」

「他のヤツに目移りなんかするな。」

「うん。しない。」


彼の胸に顔をうずめ、いつでもそばにいてくれる彼の存在自体に安堵する。

しばらくすると、額にチュっと唇が降ってきた。


「俺たち、体の相性は抜群にいいもんな。」

「エロいこと言わないで。」

「だって事実だろ。」


わざといやらしい言い方をされると、ボボボと火がついたように頬が赤らんだ。

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