俺様彼氏の嫉妬~あなたじゃなきゃダメなの~
でも確かにそう。
彼と出会ってからは、私は彼でなきゃダメになった。
肌にピッタリと吸い付くように、彼は私に違和感なく馴染んでいる。
……まるで、一心同体のように。
毎日私の傍にいて、楽しいときも辛いときも、全ての苦楽を共にしてくれる彼。
そんな彼がいてくれるから、私はこのオフィスで頑張れるんだ。
昨日今日来たような新人くんには、私の心は奪えない。
「ずーーっと、一緒にいてね。」
「当たり前。俺がお前を離すかよ。」
ツンデレでもヤキモチやきでも、彼の愛情が私を元気にしてくれる。
――― end.
【擬人化:彼はお気に入りのボールペン】