その一言を聞きたくて
とりあえず俺がよく行く店を教えるよ。

そう言うとヨウジは記載されてるバーの1つにマジックで印を付けた。

ここなら初めてでも大丈夫なんじゃないかな?
ママさんも優しいしね。
本当は俺も一緒に行ってあげたいんだけど、仕事が忙しくて…ごめんね。

ヨウジは申し訳なさそうにしていたが、ここまでしてもらっただけでも友樹は大満足であった。


そして、夜を迎えた。

よし、行くか。

友樹は覚悟を決め、夜の街へと繰り出すのだった。
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