その一言を聞きたくて
なんで泣いてるの?
大丈夫か?

大輔が心配そうに見つめる。
だが、友樹はお構いなしに泣き続けた。

ほら、泣いてないで!
早く帰るよ!

と、急かす大輔の声にコクリと頷き、一緒に家路へと歩きだした。






これは後日談であるが、あの後順調に交際を続け、お互いに学校を卒業した後に同棲を始めたらしい。
たまには喧嘩もするけど、別れ話は一切なく今に至る。との事。

自分が過ごしてきた現代と変わっていることも多くて、毎日あたふたしているけど、大輔が今現代に生きていること、そして今一緒に生活できていることにとても感謝してる。



10年後も一緒にいよう。

なんてただの口約束だったけど

守ってくれてありがとう!

これからもよろしくな、大輔!




fin
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