永遠の愛をキミに~星空を見つめて~
「さ、沙奈?!なんで泣きそうなの?大丈夫?」


あたしが心配すると、沙奈は

「あ、あ、彩がウチ以外の人としゃべるなんて…。しかも、友達になるなんて…。嬉しすぎて。」


「そんなに沙奈が心配してるなんて知らなかった。沙奈、ごめんね。」


「うん、大丈夫。あ、桜木くんありがとね。」


「あーうん。宇宙でいいよ!沙奈ちゃん。」


なんか2人も仲良くなったみたい。


良かった。



その日から、あたしたちは4人でいることが多くなった。


でも、宇宙も圭人も女子に人気だから、あたしと沙奈はしょっちゅう呼び出される。



怖い顔した女子達に。


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