永遠の愛をキミに~星空を見つめて~
沙奈ちゃんになら、なんでも話せる気がしたから。



それから、彩ちゃんを探し始めたオレ。


彩ちゃんは廊下の1番端の窓から外を見ていた。



「あ〜や〜ちゃん。」


「なーにー。」


「ここ好きなの?彩ちゃん。」


「うん。外、見るの好きだから。この窓よく見えるでしょ?家とかさ。」



「そだね。オレこんなにじっくり外、見たことなかったかも。」


「もったいない。」


「ありがと、彩ちゃん。見せてくれて。オレ、彩ちゃんのこと好きだよ。初めて見た日から、ずっと。」




オレは、なぜかスッと言えた。


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