永遠の愛をキミに~星空を見つめて~
昔、ウチにだけ教えてくれた。


あれは小5の時。


ウチと出会って仲良くなり始めた頃のこと。


「ねぇ、沙奈?好きな人いる?」


「えーーー、いないよー。」


「本当にー?」


「本当だよ〜。彩はいるの?」


「うん。いるよ!けーとって言うの!優しくて、カッコいいんだよ!いっつもね、あ〜やって呼んでくれるの。」



「そーなんだー。いいなー!」



「でもね、引っ越しちゃったの。だけど、へーきだよ。約束したの!また会おうねって。それまであ〜や笑顔でいるの!」



「そっか。会えるといいね。」


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