永遠の愛をキミに~星空を見つめて~
「かわはら…けいと?」


この人が?


あたしがまだ、口をポカーンと開けていると


「んじゃ、川原は赤星の隣なー。」

と先生が言った。


赤星……って、えっ!?



あたしの隣?



あたしの隣は今までいなかった。


窓側の一番後ろ、あたしの特等席。



すると、スタスタ歩いた川原くんがあたしの隣にやってきた。



「よろしくね、あ~や。」



みんなが一斉にこっちを見る。




「あーやっぱり。」


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